FURYU PNFC
C1〜C4 実践講座
自宅で続ける、夏の養生
まず「夏」を知る。それから、動かして整える。
夏の身体に合う養生を、迷わない順番で。
夏の身体は、なんとなく重い。
朝、起きても疲れが残っている。日中はだるくて、頭がぼんやりする。冷房の効いた部屋にいると、身体の芯が冷える。夜は寝苦しくて、ぐっすり眠れない。ふくらはぎがむくむ。
病気というほどではありません。でも、毎日どこかしら調子が悪い。この、うっすらとした不調がずっと続くのが、いちばん疲れます。
そのたびに、あなたはちゃんと手を打ってきました。冷たいものを飲む。冷房を入れる。水分をこまめに摂る。ときどきストレッチもする。
それでも、だるさは晴れません。しかも、暑くなると、続けようと思ったことも、いつのまにか遠のく。毎年「今年こそは」と思って、毎年、同じところでやめてしまう。秋になって、今年も何もできなかった、と少しがっかりする。
本当に望んでいるのは、こんな夏だと思います。
朝すっきり起きられて、日中もだるさに邪魔されない。むくみや寝苦しさに、いちいち振り回されない。そして、「今年はちゃんと過ごせた」と、自分で思える夏。派手なことは望んでいません。ただ、季節に振り回されず、穏やかに過ごしたい。それだけです。
よく言われること
夏に調子が悪いのは、暑さのせい、体力が落ちたせい。だから、水分をしっかり摂って、涼しくして、無理をせず休む。夏の過ごし方といえば、たいていこれです。あなたも、そうしてきました。間違ってはいません。
でも、だるさは晴れないし、続かない。実は、この一般的な夏対策には、大事な前提が一つ抜けています。それは、「夏」という季節が、そもそも身体に何をしているのか、です。
見落とされていること
私たちは、表面のだるさとは戦えます。冷たいものを飲む。冷房を入れる。でも、そのもう一段奥にある「夏という季節が身体に何を起こしているのか」を、ほとんどの人が知らないまま毎年を過ごしています。
相手が分からなければ、手の打ちようがありません。だるさと戦っても、戦っても晴れないのは、そのためです。だから、まず「夏」がどんな季節なのかを、知ることから始めます。
夏という季節
まず、一年の流れから見てみます。身体は、季節に合わせてめぐっています。春は、冬にためた力が動き出す季節。夏は、大きく開いて、汗とともに熱を出す季節。秋は、広げたものを内へ収める季節。冬は、静かにためて、次の春に備える季節。この四つで、ひと巡りです。
昔から、夏は身体を開く季節と言われてきました。草木が夏に大きく伸びるように、身体も外へ向かって開き、汗をかいて、こもった熱を外に出す。それが、夏の身体の自然な働きです。東洋医学では、この熱と水分の巡りを「三焦(さんしょう)」と呼んできました。身体のなかを通る、熱と水分の通り道のことです。
ところが、いまの夏は、その「開いて、出す」を止めてしまいます。冷房、冷たい飲みもの、屋内と屋外の温度差。身体は開きたいのに、冷やされて縮こまる。出したい熱と水分が、外に出ずに、身体の中にこもる。しかも、暑い外と寒い室内の差に、一日じゅう揺さぶられる。
あのだるさやむくみ、寝ても取れない疲れ。それは、身体の中にこもった熱と水分からの、季節の便りのようなものです。夏は、じっと耐える季節ではありません。上手に出して、軽やかに過ごす季節です。そのことを知らないまま、多くの人はただ耐えています。
ここまで分かると、見え方が変わります。「涼しくして、じっとして、水分」だけでは、こもったものは晴れません。冷やして動かずにいるのは、開いて出したい夏の身体に、半分は逆らっています。
もちろん、水分も休息も要ります。でも、それだけでは足りない。夏の身体に本当に要るのは、冷やして閉じることではなく、動かして巡らせて、こもったものを出してあげることです。
そこで
その「動かして巡らせて、こもったものを出す」を無理なくやれるのが、風流PNFCのムービング・ストレッチです。
強く引っ張って止める、いわゆるストレッチとは違います。呼吸に合わせて、身体を動かしながらほぐしていく。手足の先から身体の真ん中へ、真ん中からまた先へと、動きをつなげていきます。腕や脚を別々に動かすのではなく、全身をひとつにつなげて、なめらかに動かす。手首から始まった小さな動きが、やがて全身へ広がっていきます。
伸ばして止めるだけでは、こもったものは動きません。動かしながらほぐすこの方法が、開いて出したい夏の身体に、ちょうど合っています。
この教材がしていること
ただ、正しいやり方でも続かなければ意味がありません。そして続かない一番の理由は、意志の弱さではありません。毎朝、今日はどれをどの順でやるかを、自分で決めなければいけない。その迷いです。暑くてぼんやりした朝に、その一手間は重い。だから、この教材は二つを用意しました。
一つ目。「今日は何を」の迷いを、なくす。
動きを、いつ・どれを・どの順でやるか、最初から並べてあります。その日の身体に合わせた選び方も入っています。だから、暑い朝でも「今日はこれ」で始められる。考えなくていいから、続きます。
二つ目。夏の身体に合わせて、その場しのぎにしない。
開いて出したい夏の身体に合う順に、動きを並べてあります。伸ばして止めるだけの手入れと違い、動かして巡らせるので、こもったものが動く。8日間、14日間と、段階を追って続けられます。
なぜ、こう言い切れるのか。開発した髙田一壽は、施術歴30年以上、月に200名以上の身体を見てきました。力を足すのではなく、本来の機能を取り戻す。その順番を、ずっと現場で確かめてきた方法だからです。
中身をもう少し見てから決めたい方は、このまま読み進めてください。
やること
特別な道具も、広い場所も要りません。動画を見て、まねをするだけです。強く伸ばして我慢することもありません。気持ちのいい範囲で、ゆっくり動かしていきます。
一回にかかる時間は短く、時間のない日は、一つだけでも大丈夫です。全部をやりきる宿題ではなく、その日の身体に合わせて選ぶもの、と思ってください。
動きは、四つの流れになっています。小さなところから始めて、だんだん全身へ。
この四つの流れを、教材では C1〜C4 と呼んでいます。
一式の中身
この方法を考案したのは
髙田 一壽
たかだ かずひさ
施術歴30年以上、月に200名以上の身体と向き合ってきました。PNFCは「鍛える」のではなく「本来の機能を取り戻す」コンディショニング法。力を足すのではなく、本来の動きを取り戻す。その順番だけは、ぶれずにお渡しします。
相性について
向いている方
別の道が合う方
気になること
Q. 身体が硬くても、できますか。
はい。硬さは、これから動かしていくための出発点です。動きの大きさより、無理のない範囲で動かすことを大切にします。うまくできているかどうかより、続けられることを優先してください。
Q. 毎日、全部やらないといけませんか。
いいえ。全部やる宿題ではありません。その日の身体に合わせて選ぶもので、時間のない日は一つで十分です。選び方も教材に入っているので、迷いません。
Q. これまで何をやっても続きませんでした。
続かなかったのは、毎回自分で決めなければいけなかったからです。この教材は、いつ・どれを・どの順で、をあらかじめ決めてあります。決める手間がないぶん、これまでより続けやすくなっています。
Q. いつまで見られますか。
風流の里で、期限なく繰り返し視聴いただけます。今年うまく続かなくても、来年の夏、また最初から始められます。
Q. 治療中ですが、大丈夫でしょうか。
治療中・術後・持病のある方は、始める前にかかりつけの医療専門職へご相談ください。本教材は医療行為ではなく、日常の養生のためのものです。
この夏の終わりに
夏がどういう季節かを分かったうえで、暑い朝でも「今日はこれ」と動ける。短い時間でも、身体を動かしたあとは少し軽い。だるさに、一日を持っていかれない。
むくみや寝苦しさに、前ほど振り回されなくなる。そして、それが夏のあいだ、途切れずに続く。
秋になって、思うんです。今年は、ちゃんと過ごせた、と。夏は、もう耐えるだけの季節ではありません。そして来年の夏も、また同じ場所から始められます。
夏は、立夏から立秋までのあいだだけです。次の夏を待つと、一年あきます。
夏の養生ムービングストレッチ
実践動画8本 + 8日間・14日間のプログラム
+ その日の動きの選び方 + 振り返りシート
+ 風流の里で期限なく繰り返し視聴
24,800 円(税込)
月額や更新料はありません。一度きりのお支払いです。
実践動画8本・お支払い後すぐ/風流の里で期限なく、何度でも
やってみて合わなければ、無理に続ける必要はありません。期限はありませんから、その年の夏に始めて、次の夏にまた開いてください。
≫ この夏の講座を購入するお支払い後、風流の里ですぐにご視聴いただけます夏の身体は、夏のうちに。
追伸。だるさと戦っても晴れなかったのは、あなたのせいではありません。戦う相手だった「夏」を、知らなかっただけです。夏がどんな季節かが分かれば、やることは決まります。あとは、迷わない順番で続けるだけ。焦らず、今年の夏から、ご一緒に。
痛みやしびれ、めまいなど、普段と異なる反応が出たときは中止してください。治療中・術後・持病のある方、妊娠中・産後で不安のある方は、事前に医療専門職へご相談ください。
本教材は医療行為ではありません。文中の「三焦」は東洋的な身体観にもとづく分類であり、臓器の機能改善を保証するものではありません。感じ方には個人差があります。体調に不安のある方、治療中の方は医療専門職にご相談のうえご利用ください。