養生入門教本 季節養生編
毎年、同じ時期に同じ場所が崩れる方へ。
季節の不調を、ひとつ前の季節から
読む一冊です。
「今年もまた、この時期か」
季節の変わり目が近づくと、毎年のように身体のどこかが崩れていきます。カレンダーをめくる前に、身体のほうが先に気づいている。
春は頭の重さと胃腸。夏はだるさ。秋は乾き。冬は足先の冷えと腰。決まった順番でやってくるのに、毎年、来てから慌てています。
重ね着をする。早く寝る。旬のものを食べる。どれも間違いではありません。それでも翌年、同じ時期に同じ場所が崩れる。「季節の変わり目は仕方ない」と、受け入れている方もいるかもしれません。
崩れたら、その季節の養生をする。それは自然なことです。ただ、見ていた季節が、ひとつ後ろでした。
風流PNFCは、季節の不調をいまの気候の問題とは見ません。前の季節に養い残したものが、次の季節に姿を変えて現れる。季節をまたいだ受け渡しとして見立てます。
見ていた季節が、ひとつ後ろでした。
この教本の立ち位置
臨床30年以上の見立てを
一冊の読み地図に。
現場の見立て
施術の現場で30年以上、月に200名を超える身体と向き合ってきた著者の見方が、そのまま土台です。
東洋の養生
季節と五臓、気・血・水。古くからの身体の見方を、いまの暮らしの言葉で読み直しています。
医療との付き合い方
医療を否定しません。受診したほうがよいときは、先に医療機関へ。そのうえで毎日の身体づくりを扱います。
医療を否定せず、医療だけに任せきりにもしない。
ご自分の身体を読む目を育てるための一冊です。
教本は、季節を三つの見方で読み解きます。三つは別々に見えて、ひとつの輪です。ただし、始める場所があります。
見方 一
季節は輪になってつながっている
秋口に咳が長引く年は、夏の過ごし方に心当たりがある。
春から冬へ、冬からまた春へ。教本は、季節と五臓の受け渡しを一枚の図で示します。
いま、確かめてみる
去年のいまごろ、身体のどこが崩れていたかを思い出してみてください。今年も、同じ場所ではありませんか。
では、その崩れはどのくらい深いのでしょう。
見方 二
崩れには深さの段階がある
去年は一週間で戻った不調が、今年はひと月続いている。
早い段階でつかまえれば、次の季節を軽く越えられる。教本は、深さの段階を順に示します。
明日の朝、最初に口にするものを選ぶとき、いまの季節を一度思い浮かべてください。
段階が分かると、次は食卓です。
見方 三
食も季節に沿って切り替える
季節が変わっても、食卓は同じまま。
何を食べるかより、どの順番で切り替えるか。教本は、季節の食の考え方に触れます。
ここまでが読み解きです。残るのは、どこから手をつけるかです。
前の季節をきちんと養うと、次の季節は軽く越えられます。その次の季節も、また軽くなります。
裏を返せば、崩れてからその季節の養生だけをしても、翌年また同じ場所が崩れます。いまの不調が、どの季節から来ているのか。その季節だけを見ていると、輪のどこにいるのかが見えにくいのです。
養生入門教本 季節養生編は、その輪を一冊に並べました。
季節の変わり目を前にして、「今年は何を準備しておくか」と考えている。来てから慌てるのではなく、準備してから入る。教本が描いているのは、そういう一年です。
約束できるのは、来年の春の体調ではありません。次の季節の前に、何を見るかが決まっていること。そして七日間、気づいたことを一行ずつ書き残せることです。
読んだ方の声は、まだ載せていません。発売したばかりの教本だからです。代わりに、開くとどうなっているかを、そのままお見せします。
教本の中身
読み解き
実践
向いている方
別の道が合う方
Q. 風流会員でなくても読めますか?
読めます。教本は一冊ごとにお求めいただけます。お支払いのあと、会員サイト「風流の里」に教本の頁が開きます。
Q. 何で読みますか?
スマートフォン・タブレット・パソコンで読めるWeb版です。紙で読みたい方のために、印刷用PDF(全24頁)を添えています。
Q. 通院中でも読めますか?
お読みいただけます。実践は、先に担当の医師へご相談のうえで行ってください。教本は医療と並べて使うものです。
Q. どの巻から読めばよいですか?
いま、いちばん気になっている不調に近い巻からどうぞ。養生入門教本は全六冊で、この巻は季節の養生を扱います。ほかに冷え編・筋骨格編・自律神経・呼吸編・尿もれ編・連鎖編があります。
秋から冬へ、肺から腎へ受け渡す季節です。冬に入る前の七日間で、手帳を一枚埋めてみてください。来年の春の身体は、この冬につくられます。
養生入門教本 季節養生編
読み解き8節 + 実践1節
+ まんが2本・図解 + 七日間の観察手帳
3,300 円(税込)
一度きりのお支払いです。月額や更新料はありません。
Web版(印刷用PDF 全24頁つき)/お支払い後すぐ/期限なく、何度でも開けます
風流PNFCの教本は、11,000円の三冊が中心です。養生入門教本は、その手前に置いた入口の一冊です。ひとつの主題だけを、読み解きから実践まで通しました。
七日間の観察手帳は刷り直せます。七日間を、季節が変わるたびにやり直せます。
読んでみて合わなければ、無理に続けなくて大丈夫です。期限はありませんから、必要になったときにまた開いてください。
人に会わずに、今夜から始められます。
このままでも、崩れてから養生を始めることはできます。去年も、そうしてきました。
変えられるのは、来てから慌てるか、ひとつ前の季節から読むかだけです。
追伸。季節は、毎年同じ順番でやってきます。だから、読めるようになります。去年のいまごろの身体を思い出すところから、始めてください。
本教本の内容は、東洋医学とPNFCの考え方にもとづく健康維持のための情報であり、病気の診断・治療を目的とするものではありません。身体の不調が続くとき、通院中・妊娠中の方は、医師にご相談のうえでお読みください。文中の腎・肝などは東洋的な身体観にもとづく分類を含みます。実践は心地よい範囲で行い、痛みや違和感が出たときはただちに中止してください。