養生入門教本 冷え編
靴下も湯たんぽも試してきた方へ。
冷えが進む順番と、上流から整える順番を
読み解きと実践で一冊にしました。
靴下を二枚重ねても、指先だけが冷たい。
布団に入って30分たっても、足の指先だけが冷たいまま。朝、洗面台の前でお腹に手を当てると、手のひらより奥のほうがひんやりしています。
腰の重さと冷えが、同じ朝に来る。夜中にトイレに起きる回数が増えた。どれも別々のことだと思って、ひとつずつ対処してきました。
靴下を重ねる。腹巻きをする。生姜を摂る。どれも間違いではありません。それでも翌朝、同じ場所が冷たい。「体質だから」と言われて、探すのをやめかけている方もいるかもしれません。
冷えたら温める。それは自然なことです。ただ、温めていた場所は、流れのいちばん下流でした。
風流PNFCは冷えを、足先の問題とは見ません。東洋の養生でいう腎の働きが落ち、水の巡りが滞り、血の流れが鈍り、最後に末端が冷たくなる。ある順番で進んだ結果として見立てます。
足りなかったのは温める量ではなく、手をつける順番でした。
この教本の立ち位置
臨床30年以上の見立てを
一冊の読み地図に。
現場の見立て
施術の現場で30年以上、月に200名を超える身体と向き合ってきた著者の見方が、そのまま土台です。
東洋の養生
季節と五臓、気・血・水。古くからの身体の見方を、いまの暮らしの言葉で読み直しています。
医療との付き合い方
医療を否定しません。受診したほうがよいときは、先に医療機関へ。そのうえで毎日の身体づくりを扱います。
医療を否定せず、医療だけに任せきりにもしない。
ご自分の身体を読む目を育てるための一冊です。
教本は、冷えを三つの見方で読み解きます。三つは別々に見えて、ひとつの流れです。ただし、始める場所があります。
見方 一
冷えは足先だけの話ではない
腰が重い朝と、足が冷たい朝は、同じ日ではありませんか。
腰の重さ、夜中のトイレ、髪や肌の乾き。別々に見えることを、教本はひとつの流れとして読み解きます。
いま、確かめてみる
いま、お腹に手のひらを当ててみてください。手のひらより奥のほうが、ひんやりしていませんか。
では、その流れはどこから始まるのでしょう。
見方 二
冷えには進む順番がある
冬になると決まって、腰から脚にかけて重くなる。
冷えは「ただ冷たい」から「重い」「動かない」へと姿を変えていきます。教本では、その段階を図で辿ります。
今夜、湯船から上がったとき、かかとに温度が残っているかを見てください。
段階が分かると、次に気になるのは季節です。
見方 三
冬の冷えは冬だけで起きていない
秋口になると、急に冷える。
前の季節の過ごし方が、次の季節の身体をつくる。教本は冷えを、季節のつながりの中で読みます。
ここまでが読み解きです。残るのは、どこから手をつけるかです。
上流が動き出すと、水が巡り、血が巡り、最後に足先まで温度が届きます。
裏を返せば、上流が止まったまま足先だけを温めても、翌朝また同じ場所が冷たくなります。どこが上流で、どこから始めるのか。ばらばらの温活の情報からは、その順番が見えにくいのです。
養生入門教本 冷え編は、その順番を一冊に並べました。
朝、布団から足を出したとき、かかとに温度がある。靴下の枚数を減らしても寒くない秋。教本が描いているのは、そういう朝です。
約束できるのは、明日の朝の温度ではありません。今夜、どこから手をつけるかが決まっていること。そして七日間、気づいたことを一行ずつ書き残せることです。
読んだ方の声は、まだ載せていません。発売したばかりの教本だからです。代わりに、開くとどうなっているかを、そのままお見せします。
教本の中身
読み解き
実践
向いている方
別の道が合う方
Q. 風流会員でなくても読めますか?
読めます。教本は一冊ごとにお求めいただけます。お支払いのあと、会員サイト「風流の里」に教本の頁が開きます。
Q. 何で読みますか?
スマートフォン・タブレット・パソコンで読めるWeb版です。紙で読みたい方のために、印刷用PDF(全25頁)を添えています。
Q. 通院中でも読めますか?
お読みいただけます。実践は、先に担当の医師へご相談のうえで行ってください。教本は医療と並べて使うものです。
Q. どの巻から読めばよいですか?
いま、いちばん気になっている不調に近い巻からどうぞ。養生入門教本は全六冊で、この巻は冷えを扱います。ほかに筋骨格編・自律神経・呼吸編・季節養生編・尿もれ編・連鎖編があります。
秋が深まり、朝晩の空気が冷えてきました。冬は、東洋の見方では腎の季節です。冷えが深まる前の七日間で、手帳を一枚埋めてみてください。
養生入門教本 冷え編
読み解き7節 + 実践2節
+ まんが2本・図解 + 七日間の観察手帳
3,300 円(税込)
一度きりのお支払いです。月額や更新料はありません。
Web版(印刷用PDF 全25頁つき)/お支払い後すぐ/期限なく、何度でも開けます
風流PNFCの教本は、11,000円の三冊が中心です。養生入門教本は、その手前に置いた入口の一冊です。ひとつの主題だけを、読み解きから実践まで通しました。
七日間の観察手帳は刷り直せます。七日間を、季節が変わるたびにやり直せます。
読んでみて合わなければ、無理に続けなくて大丈夫です。期限はありませんから、必要になったときにまた開いてください。
人に会わずに、今夜から始められます。
このままでも、靴下を重ねて冬を越すことはできます。去年も、そうしてきました。
変えられるのは、足先から温め続けるか、上流から順番に手をつけるかだけです。
追伸。冷えは、身体が出しているいちばん手前のサインです。そのサインを読む目が育つと、冬の入り口が怖いものではなくなります。今夜、お腹に手を当てるところから始めてください。
本教本の内容は、東洋医学とPNFCの考え方にもとづく健康維持のための情報であり、病気の診断・治療を目的とするものではありません。身体の不調が続くとき、通院中・妊娠中の方は、医師にご相談のうえでお読みください。文中の腎・肝などは東洋的な身体観にもとづく分類を含みます。実践は心地よい範囲で行い、痛みや違和感が出たときはただちに中止してください。