養生入門教本 連鎖編
腰も、冷えも、胃も。別々に診てもらってきた方へ。
重なる不調を、ひとつの連鎖として
読む一冊です。
処方箋の袋を三つ持って、駐車場に出る。
整形外科では腰と言われ、内科では自律神経と言われる。検査に大きな異常はない。今日もまた「様子を見ましょう」で終わりました。
ひとつ良くなると、ほかが顔を出す。「全部つながっている気がする」と、ずっと思ってきました。
腰にはストレッチ。冷えには温活。胃には薬。それぞれ間違いではありません。それでも、何年たっても根のところが変わらない。何のために通っているのか、分からなくなった日もあるかもしれません。
つらいところから手当てする。それは自然なことです。ただ、ひとつずつ見ていると、あいだのつながりが視野の外に出てしまいます。
風流PNFCは、重なる不調を別々の問題とは見ません。ひとつの連鎖が、いくつもの出口をつくっていると見立てます。あの直感は、正しかったのです。
足りなかったのは努力ではなく、全体を見る地図でした。
この教本の立ち位置
臨床30年以上の見立てを
一冊の読み地図に。
現場の見立て
施術の現場で30年以上、月に200名を超える身体と向き合ってきた著者の見方が、そのまま土台です。
東洋の養生
季節と五臓、気・血・水。古くからの身体の見方を、いまの暮らしの言葉で読み直しています。
医療との付き合い方
医療を否定しません。受診したほうがよいときは、先に医療機関へ。そのうえで毎日の身体づくりを扱います。
医療を否定せず、医療だけに任せきりにもしない。
ご自分の身体を読む目を育てるための一冊です。
教本は、重なる不調を三つの見方で読み解きます。三つは別々に見えて、ひとつの地図です。ただし、読む順番があります。
見方 一
不調は点ではなく線でつながる
腰が重い時期と、冷える時期が、毎年重なる。
同じ時期に出る不調には、理由があります。教本は、そのつながりを例を挙げて辿ります。
いま、確かめてみる
いま気になっている不調を、指を折って数えてみてください。三つ以上、ありませんか。
では、そのつながりはいつ始まったのでしょう。
見方 二
つながりには時間の軸がある
きょうの不調の理由が、きょうに見つからない。
いまの不調が、前の季節から来ていることがあります。教本は、季節と五臓の図でそれを示します。
今夜、去年の同じ時期の身体を、ひとつだけ思い出してみてください。
時間の軸が分かると、次は深さです。
見方 三
目につく症状は一番上の層にある
つらいところを手当てしても、しばらくすると戻る。
表に出た症状の下に、巡りと呼吸の層があり、その下に根があります。教本は、三つの層を図で示します。
ここまでが読み解きです。残るのは、どこから手をつけるかです。
根に近いところがほどけると、いくつもの出口が、同時に静かになっていきます。
裏を返せば、出口をひとつずつ閉めて回っても、根はそのままです。どこが根で、どこから始めるのか。不調ごとの情報を集めても、その順番は見えにくいのです。
養生入門教本 連鎖編は、その地図を一冊に並べました。
別々だった不調が、ひとつの線で結ばれる。「だからか」と腑に落ちる。教本が描いているのは、その瞬間です。
約束できるのは、不調の数が減る日付ではありません。次に不調が出たとき、どの線の上にあるかを考えられること。そして七日間、気づいたことを一行ずつ書き残せることです。
読んだ方の声は、まだ載せていません。発売したばかりの教本だからです。代わりに、開くとどうなっているかを、そのままお見せします。
教本の中身
読み解き
実践
向いている方
別の道が合う方
Q. 風流会員でなくても読めますか?
読めます。教本は一冊ごとにお求めいただけます。お支払いのあと、会員サイト「風流の里」に教本の頁が開きます。
Q. 何で読みますか?
スマートフォン・タブレット・パソコンで読めるWeb版です。紙で読みたい方のために、印刷用PDF(全23頁)を添えています。
Q. 通院中でも読めますか?
お読みいただけます。実践は、先に担当の医師へご相談のうえで行ってください。教本は医療と並べて使うものです。
Q. どの巻から読めばよいですか?
いま、いちばん気になっている不調に近い巻からどうぞ。養生入門教本は全六冊で、この巻は重なる不調の連鎖を扱います。ほかに冷え編・筋骨格編・自律神経・呼吸編・季節養生編・尿もれ編があります。
季節の変わり目は、重なっていた不調が表に出やすい時期です。冬に入る前の七日間で、手帳を一枚埋めてみてください。
養生入門教本 連鎖編
読み解き7節 + 実践1節
+ まんが2本・図解 + 七日間の観察手帳
3,300 円(税込)
一度きりのお支払いです。月額や更新料はありません。
Web版(印刷用PDF 全23頁つき)/お支払い後すぐ/期限なく、何度でも開けます
風流PNFCの教本は、11,000円の三冊が中心です。養生入門教本は、その手前に置いた入口の一冊です。ひとつの主題だけを、読み解きから実践まで通しました。
七日間の観察手帳は刷り直せます。七日間を、季節が変わるたびにやり直せます。
読んでみて合わなければ、無理に続けなくて大丈夫です。期限はありませんから、必要になったときにまた開いてください。
人に会わずに、今夜から始められます。
このままでも、不調が出るたびに、ひとつずつ手当てすることはできます。これまでも、そうしてきました。
変えられるのは、点で追い続けるか、線で読むかだけです。
追伸。あなたの身体は、もうサインを出しています。足りないのは、そのサインを一枚に並べる地図です。今夜、気になる不調を指を折って数えるところから、始めてください。
本教本の内容は、東洋医学とPNFCの考え方にもとづく健康維持のための情報であり、病気の診断・治療を目的とするものではありません。身体の不調が続くとき、通院中・妊娠中の方は、医師にご相談のうえでお読みください。文中の腎・肝などは東洋的な身体観にもとづく分類を含みます。実践は心地よい範囲で行い、痛みや違和感が出たときはただちに中止してください。