養生入門教本 自律神経・呼吸編
深呼吸も瞑想も、続かなかった方へ。
自律神経の揺れを、首の土台と
息の通り道から読む一冊です。
深く吸おうとしても、胸のあたりでつかえる。
ふと気がつくと、息が浅くなっています。深く吸おうとしても、空気は胸のあたりでつかえて、それより下へ届きません。
夜中に目が覚めて、心臓の音だけがはっきり聞こえる。イライラする日があるかと思えば、急にだるさが押し寄せる。「自律神経ですね」と言われて、そこから先が見つからないままです。
深呼吸をする。瞑想をする。ストレスを減らす。どれも間違いではありません。それでも続かない。整えようとするほど、かえって疲れていく方もいるかもしれません。
整えようとする。それは自然なことです。ただ、身体のほうに、それを受けとる準備ができていませんでした。
風流PNFCは、自律神経の揺れを神経そのものの問題とは見ません。首の土台がこわばり、息の通り道が狭くなり、息が下まで降りられない。入口と順序の問題として見立てます。
足りなかったのは努力ではなく、息の通り道でした。
この教本の立ち位置
臨床30年以上の見立てを
一冊の読み地図に。
現場の見立て
施術の現場で30年以上、月に200名を超える身体と向き合ってきた著者の見方が、そのまま土台です。
東洋の養生
季節と五臓、気・血・水。古くからの身体の見方を、いまの暮らしの言葉で読み直しています。
医療との付き合い方
医療を否定しません。受診したほうがよいときは、先に医療機関へ。そのうえで毎日の身体づくりを扱います。
医療を否定せず、医療だけに任せきりにもしない。
ご自分の身体を読む目を育てるための一冊です。
教本は、息を三つの見方で読み解きます。三つは別々に見えて、ひとつの通り道です。ただし、始める場所があります。
見方 一
息は肺だけでしているのではない
パソコンに向かっていて、ふと息を止めている自分に気づく。
息の深さは、首から胸、その下へと続く通り道で決まります。教本は、その通り道を上から順に辿ります。
いま、確かめてみる
いま、ゆっくり息を吸ってみてください。空気は、どのあたりで止まりますか。
では、その通り道はどこで狭くなるのでしょう。
見方 二
土台が固いと息は入らない
深呼吸をしましょう、と言われるほど肩に力が入る。
息を深くする練習の前に、通り道を開ける順番がある。教本では、その連鎖を図で示します。
今夜、布団に入ったとき、ため息が出るか、あくびが出るかを見てください。
通り道が分かると、次に気になるのは季節です。
見方 三
揺れには季節の波がある
気温が大きく動いた日に、決まって調子が崩れる。
寒さそのものより、気温の振れ幅が身体にこたえる。教本は、自律神経の揺れを季節の中で読みます。
ここまでが読み解きです。残るのは、どこから手をつけるかです。
土台がゆるむと胸が動き、胸が動くと、息は自然に下まで降りていきます。
裏を返せば、土台が固いまま深呼吸を重ねても、息は胸で止まります。どこが土台で、どこから始めるのか。呼吸法の情報だけでは、その順番が見えにくいのです。
養生入門教本 自律神経・呼吸編は、その順番を一冊に並べました。
朝、ため息ではなく、あくびで目が覚める。意識しなくても、息がお腹の底まで降りている。教本が描いているのは、そういう朝です。
約束できるのは、眠れる夜の回数ではありません。息が止まったとき、どこを確かめるかが決まっていること。そして七日間、気づいたことを一行ずつ書き残せることです。
読んだ方の声は、まだ載せていません。発売したばかりの教本だからです。代わりに、開くとどうなっているかを、そのままお見せします。
教本の中身
読み解き
実践
向いている方
別の道が合う方
Q. 風流会員でなくても読めますか?
読めます。教本は一冊ごとにお求めいただけます。お支払いのあと、会員サイト「風流の里」に教本の頁が開きます。
Q. 何で読みますか?
スマートフォン・タブレット・パソコンで読めるWeb版です。紙で読みたい方のために、印刷用PDF(全25頁)を添えています。
Q. 通院中でも読めますか?
お読みいただけます。実践は、先に担当の医師へご相談のうえで行ってください。教本は医療と並べて使うものです。
Q. どの巻から読めばよいですか?
いま、いちばん気になっている不調に近い巻からどうぞ。養生入門教本は全六冊で、この巻は自律神経と呼吸を扱います。ほかに冷え編・筋骨格編・季節養生編・尿もれ編・連鎖編があります。
朝晩の気温差が大きくなる季節です。振れ幅の大きい日ほど、息は浅くなりやすい。冬が来る前の七日間で、手帳を一枚埋めてみてください。
養生入門教本 自律神経・呼吸編
読み解き7節 + 実践1節
+ まんが2本・図解 + 七日間の観察手帳
3,300 円(税込)
一度きりのお支払いです。月額や更新料はありません。
Web版(印刷用PDF 全25頁つき)/お支払い後すぐ/期限なく、何度でも開けます
風流PNFCの教本は、11,000円の三冊が中心です。養生入門教本は、その手前に置いた入口の一冊です。ひとつの主題だけを、読み解きから実践まで通しました。
七日間の観察手帳は刷り直せます。七日間を、季節が変わるたびにやり直せます。
読んでみて合わなければ、無理に続けなくて大丈夫です。期限はありませんから、必要になったときにまた開いてください。
人に会わずに、今夜から始められます。
このままでも、気がついたときに深呼吸をすることはできます。これまでも、そうしてきました。
変えられるのは、息を深くしようとし続けるか、通り道を上から確かめるかだけです。
追伸。息は、いちばん身近な身体の声です。止まっていることに気づけた回数だけ、身体を読む目は育っています。今夜、布団の中で、息がどこで止まるかを見るところから始めてください。
本教本の内容は、東洋医学とPNFCの考え方にもとづく健康維持のための情報であり、病気の診断・治療を目的とするものではありません。身体の不調が続くとき、通院中・妊娠中の方は、医師にご相談のうえでお読みください。文中の腎・肝などは東洋的な身体観にもとづく分類を含みます。実践は心地よい範囲で行い、痛みや違和感が出たときはただちに中止してください。