養生入門教本 尿もれ編
締める体操を、まじめに続けてきた方へ。
尿もれを、膀胱ではなく腎と骨盤底の
連鎖から読む一冊です。
くしゃみが出る一瞬、身体が固くなる。
長い外出が、だんだん怖くなる。次の目的地に向かう前に、トイレの場所を先に確かめている。
「念のため」が、すっかり日常の言葉になりました。家族にも友人にも言わないまま、ひとりで抱えてきた時間は、かなり長い。
締める体操を、何か月もまじめに続けてきた。それ自体は間違いではありません。病院で勧められているなら、続けてください。それでも変わらない。「続け方が足りない」と言われた気がして、心細くなった方もいるかもしれません。
締める。それは自然なことです。ただ、締めていた場所は、連鎖のいちばん下流でした。
風流PNFCは、尿もれを膀胱だけの問題とは見ません。東洋の養生でいう腎の働き、水の巡り、そして骨盤の底。上流から続くひとつの連鎖として見立てます。
足りなかったのは力ではなく、手をつける順番でした。
この教本の立ち位置
臨床30年以上の見立てを
一冊の読み地図に。
現場の見立て
施術の現場で30年以上、月に200名を超える身体と向き合ってきた著者の見方が、そのまま土台です。
東洋の養生
季節と五臓、気・血・水。古くからの身体の見方を、いまの暮らしの言葉で読み直しています。
医療との付き合い方
医療を否定しません。受診したほうがよいときは、先に医療機関へ。そのうえで毎日の身体づくりを扱います。
医療を否定せず、医療だけに任せきりにもしない。
ご自分の身体を読む目を育てるための一冊です。
教本は、尿もれを三つの見方で読み解きます。三つは別々に見えて、ひとつの連鎖です。ただし、始める場所があります。
見方 一
膀胱だけの話ではない
冷える日ほど、トイレが近くなる。
冷え、腰の重さ、夜中のトイレ。別々に見えることを、教本はひとつの連鎖として読み解きます。
いま、確かめてみる
くしゃみが出そうなとき、息を止めて身体を固めていないかを、一度だけ見てみてください。
では、なぜ頑張っても届かないのでしょう。
見方 二
頑張りでは届かない深さがある
締めようとすると、お腹やお尻にばかり力が入る。
意識して締める力と、考える前に支える働きは別のものです。教本は、その違いを順に説明します。
今夜、椅子に座ったとき、骨盤が寝ているか、立っているかを見てください。
深さが分かると、次に気になるのは季節です。
見方 三
冬に重くなるのは偶然ではない
寒くなると、また始まる。
冬は、東洋の見方では腎の季節です。教本は、尿もれを季節のつながりの中で読みます。
ここまでが読み解きです。残るのは、どこから手をつけるかです。
上流から順に動かしていくと、最後に、骨盤の底がじわりと目を覚ましてきます。
裏を返せば、上流が止まったまま下流だけを締めても、届きません。どこが上流で、どこから始めるのか。体操の情報だけでは、その順番が見えにくいのです。
養生入門教本 尿もれ編は、その順番を一冊に並べました。
くしゃみが出ても、身体が固くならない。外出の前に、トイレの場所を確かめていない。教本が描いているのは、そういう一日です。
約束できるのは、ヒヤッとする回数ではありません。今夜、何をするかが決まっていること。そして七日間、気づいたことを一行ずつ書き残せることです。
読んだ方の声は、まだ載せていません。発売したばかりの教本だからです。代わりに、開くとどうなっているかを、そのままお見せします。
教本の中身
読み解き
実践
向いている方
別の道が合う方
Q. 風流会員でなくても読めますか?
読めます。教本は一冊ごとにお求めいただけます。お支払いのあと、会員サイト「風流の里」に教本の頁が開きます。
Q. 何で読みますか?
スマートフォン・タブレット・パソコンで読めるWeb版です。紙で読みたい方のために、印刷用PDF(全25頁)を添えています。
Q. 通院中でも読めますか?
お読みいただけます。実践は、先に担当の医師へご相談のうえで行ってください。教本は医療と並べて使うものです。
Q. どの巻から読めばよいですか?
いま、いちばん気になっている不調に近い巻からどうぞ。養生入門教本は全六冊で、この巻は尿もれを扱います。ほかに冷え編・筋骨格編・自律神経・呼吸編・季節養生編・連鎖編があります。
秋が深まり、冬へ向かいます。冬は、東洋の見方では腎と膀胱の季節です。冷えが深まる前の七日間で、手帳を一枚埋めてみてください。
養生入門教本 尿もれ編
読み解き7節 + 実践1節
+ まんが2本・図解 + 七日間の観察手帳
3,300 円(税込)
一度きりのお支払いです。月額や更新料はありません。
Web版(印刷用PDF 全25頁つき)/お支払い後すぐ/期限なく、何度でも開けます
風流PNFCの教本は、11,000円の三冊が中心です。養生入門教本は、その手前に置いた入口の一冊です。ひとつの主題だけを、読み解きから実践まで通しました。
七日間の観察手帳は刷り直せます。七日間を、季節が変わるたびにやり直せます。
読んでみて合わなければ、無理に続けなくて大丈夫です。期限はありませんから、必要になったときにまた開いてください。
人に会わずに、今夜から始められます。
このままでも、毎日の小さな調整は続けられます。誰にも気づかれずに、上手にやれてしまう。だから、ひとりのまま何年も続きます。
変えられるのは、その調整をひとりで続けるか、順番を知って続けるかだけです。
追伸。この悩みは、とても多いのに、ほとんど話題にのぼりません。だから、まずひとりで読める形にしました。今夜、くしゃみの前の自分に気づくところから、始めてください。
本教本の内容は、東洋医学とPNFCの考え方にもとづく健康維持のための情報であり、病気の診断・治療を目的とするものではありません。身体の不調が続くとき、通院中・妊娠中の方は、医師にご相談のうえでお読みください。文中の腎・肝などは東洋的な身体観にもとづく分類を含みます。実践は心地よい範囲で行い、痛みや違和感が出たときはただちに中止してください。